MENU

クロス取引とは?メリット・デメリットと初心者のための始め方ガイド

  • URLをコピーしました!

株式投資の世界には「クロス取引(つなぎ売り)」という、ちょっと変わった取引方法があります。
初心者の方には聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は「株主優待をノーリスクでゲットしたい!」という人には、とっても役立つテクニックなんです。

この記事では、クロス取引の仕組みからメリット・デメリット、始め方まで、やさしく解説します。


目次

クロス取引とは?

クロス取引とは、現物買いと信用売りを同時に行う取引方法です。
同じ銘柄を「買う」と「売る」を同時に行うことで、株価の値動きによる損益を相殺します。

具体例で見てみよう

たとえば、100株を以下のように同時に注文します。

  • 現物買い(現金で株を買う)
  • 信用売り(証券会社から借りて株を売る)

こうすることで、株価が上がっても下がっても、売買損益はほぼゼロになります。
その状態で株主優待の権利を持っている日(権利付き最終日)を迎えると、優待だけもらえるのがクロス取引の基本的な考え方です。


クロス取引のメリット

1. 株主優待をノーリスクでゲットできる

株価変動リスクを抑えながら、優待だけを狙えます。

現物買いと信用売りを同時にしているので、株価の変動に左右されない!
かかる費用は手数料の数百円だけ♪

2. 株初心者でも戦略を立てやすい

「どの株が値上がりするか?」を予想する必要がなく、初心者にもチャレンジしやすい方法です。

株価に左右されないから、欲しい優待を期日にゲットするだけでOK!


クロス取引のデメリット

1. 費用がかかる

信用売りに伴う貸株料手数料が発生します。
優待の価値よりコストが高ければ意味がありません。

2. タイミングが重要

人気銘柄はすぐに在庫がなくなることも。
優待銘柄は早めの予約が必須です。

3. 証券口座の種類が必要

「現物取引口座」と「信用取引口座」の両方が必要になります。


クロス取引の始め方【初心者向け手順】

STEP1:証券口座を準備する

  • 現物取引と信用取引の両方に対応している証券会社を選びましょう。
    例:SBI証券、楽天証券、松井証券など

ポイント:信用口座は申込後に審査が必要なので、早めに開設しておくと安心です。


STEP2:株主優待銘柄を探す

「クロス取引 優待」などで検索すれば、クロス向けのおすすめ銘柄を紹介しているサイトがたくさんあります。

おすすめサイト例:

  • みんかぶ株主優待
  • 株主優待生活のブログ

STEP3:権利付き最終日までに注文する

  • 権利付き最終日の2~5営業日前には注文するのが理想です。
  • 一般信用売りで在庫があるかどうかをチェックしましょう。

STEP4:権利確定後に反対売買して決済

  • 現物株は売却
  • 信用売りは買い戻して返却

これで、株価の変動リスクなしに優待だけをゲットできます。


まとめ

クロス取引は、株価リスクを抑えつつ優待を狙えるお得な手法です。
ただし、手数料や貸株料、在庫状況などの注意点もあります。
きちんと仕組みを理解した上で、計画的に使っていきましょう。

\少しずつ慣れて、資産運用のステップアップを目指しましょう!/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次